SHA-256が量子グローバーで揺らいでいる?
心配はいりません。量子攻撃が狙う“その場所”は、すでに完全に掌握済みです。
だからこそ、量子コンピュータが本格到来する前に対策することが可能になっています。
結論としてSHA-256は十分に延命できる。恐れる必要はまったくありません。

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結局のところ、すべてはハッシュの開発に行き着きます。

ホワイトペーパーに思い切って書いた通り、量子耐性を持つ暗号論的ハッシュ関数を開発するには量子コンピュータが必要です。 その理由は、古典コンピュータでは、ハッシュ出力の一様性を検証することが不可能なのです。 そこがPQCとは異なる点です。PQCは式の構造で量子耐性ですが……、ハッシュ関数は雪崩効果なので、別の構造なのです。

量子耐性とは、まさに鶏が先か卵が先かの状況です。まずはそこから手を打つ必要があり、それこそが、SATOSHI-IS-SHA256(SS256)の役割です。